LonleyWolvesTooL             2007.3.24


唐突に作ったJasonとBrendanのCollageの裏話
実は、私ドラキュラとか狼男、フランケンシュタインなどの怪奇ものが元々好きです
映画"Skinwalkers"は人狼(ウェア・ウルフ)の話で、悪役のJasonも悪くはないし予告編も期待できそう
でも怪奇もの好きとして、譲れないのは狼に変身するときの特殊メイク
嫌いな方には、ちょっと気持ち悪い画像で,ごめんなさいですけれど・・・

 これは映画"ハウリング"の特殊メイク
 人狼は細長く延びる鼻筋と四角く大きな黒い鼻が必須アイテム
 体毛で覆われるだけだと、SWのチューバッカ風で狼というよりキングコング


こちらがJasonの変身後
 私としてはJasonの特殊メイクは微妙なところなのね・・・

とりあえず私の趣味は置いておいて、Collageは少し前に読んだ本が影響しています

    =Summary= "KillingMoon"  RebeccaYork

ウェアウルフの血を受け継ぐ、もちどおり一匹狼の私立探偵ロス・マーシャルが主人公
24対の遺伝子(人間は23対)を持つ彼の一族は、女の子は誕生するとすぐに死んでしまい
青年期に起こる最初の変身の苦痛に耐えることができた男の子のみが生き残った
依頼される調査のため凶悪な犯罪者を追うことが必然になると彼はジャックという刑事に
協力するようになる
ロスは警察が入手できない情報をどこから探り出すのか語ろうとしなかった
不信に思ったジャックは秘かにロスの過去を探った
だか、暗く悲しい過去からは彼の持つ特殊な能力を知ることはできなかった

精神統一のために古代から伝わる呪文を唱えるだけで彼はいつでも人間から狼に変身できた
調査していた事件の犯人の発砲で狼に変身していたロスは重症を負いながらも
周りを森で囲まれたディトレアブ(隠れ家)と名づけた自宅へなんとか戻った
そして瀕死の状態の彼はミーガンと出会ってしまった

「いつかおまえも自分ではどうしようもない力でひとりの女に惹きつけられる
 種族の血を永遠に残すために、人狼の血がつがいになる相手を求める
 ただ一人の相手、お前だけじゃない 相手の女も同じ気持ちになる
 お互いに離れることが死ぬことと同じくらいの強い感情に支配され
 そこから逃れることはできない」
父の残酷な言葉が甦ってきた
暴力で家族を支配した、彼の父親は最低の男・・いや、すでに人間ではなかった
運命の相手を拒絶することは、あらゆる意味で苦痛を伴ったが母の悲惨な人生を
知るロスは自ら心に防御壁を築きミーガンを遠ざけようとした

しかしミーガンが暴漢に襲われたとき、その壁はもろく崩れ去り、ロスは狼に変身し彼女を救う


この本を読んだとき頭にイメージしたのがロス=Jasonだったの
ウェアウルフとエイリアンの違いがあるけれどマックスとロスには共通点も多い
運命の相手に出会うところもね
ミーガンは遺伝子疾患の専門医、DNA分析のバイオジェン研究所の研究員
ロスは自分の遺伝子を持つ子孫が苦しむことのない治療法を現代医学に求めていた
ミーガンはShiriのイメージじゃなかったけれど、最近の出演作品を見ると
だんだん彼女の強さがShiriに似合っているように思えてきました


 余談ですが、これはJasonの足(Roswell・WhiteRoom)
 外国人、特に男性の足は甲が薄くて
 指が長いのでまるで「狼の足」です



こんな裏話を読んだ後で、私のCollageをご覧いただくとJasonがロスに見えてきませんか?
ちょっと生意気なロスの5歳年下の弟アダムは、森林警備員でテキサスにいます
成人すると狼の習性なのか例え兄弟であっても同性は、同じ室内に30分以上は
いられず、ことごとく対立し喧嘩になってしまう
BrendanのCollageはそのアダムのイメージかな

("いにしえの月に祈りを"KillingMoonは講談社から出版されています)


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