Ψ into Frazier Woods Ψ 1週間前
Liz:これ・・なの・・・
Max:最初から作った方が早いんじゃないか
呆れたようにリズとマックスが見ていたのは廃屋と言うよりログハウスの残骸に近かった
Michael:森から樹を調達するわけにはいかないし
これくらいだと目立たないし僕には十分だ
Max:お前がよくたってマリアは?
Liz:大丈夫、自分のためだけに作ってくれたなら
気にしない・・と思うけど
とにかく復元してみましょ
マックスとマイケルはパワーを廃屋に向けた
魔法のロッジが姿を現した

Liz:素敵じゃない!
Max:驚きだ
Michael:僕が思っていたとおりだ
リズとマックスは目を合わせて笑いをこらえた

Max:中はどうなっている?
Michael:2.3日のことだ 別に、ずっと住むつもりじゃないから何もなくてもいい
埃の山の中、必要そうなものの残骸は残されていた
Michael:ふうん意外とまともだ
Max:あいつの感覚だとこれがまともなんだ
マックスはリズに向かってささやいた
Liz:ふふ悪いわよ、これはマイケルの計画なんだから好きにさせてあげましょうよ
マイケルは窓を開けると取り合えず埃を外に履き出した
つぶれ掛けたソファを元に戻し、外れていた戸棚のネジを締めなおした
マックスはカーテンの名残りを残す布の残骸を元に戻した
2人のパワーが次々に室内を変えていった
Liz:カーテンの色もグリーンにして
素敵よ、完璧だわ
Michael:思ったより簡単だったな
腕組みをしたマイケルが満足そうに室内を見回していた

Liz:元の持ち主のセンスがよかったみたい
これなら私たちが力を貸すこともなかったわね
今度はリズがマックスに耳打ちした
Max:あとはマイケルがマリアを怒らせるようなことを
言わなければだけれどね
Liz:それは2人に任せることよ
だって喧嘩している時のほうが2人らしいと思うでしょ
Max:そうだね
Liz:でも、ちょっと気にならない?
こんなところに誰が、なんの目的で住んでいたのかしら?
Max:それは僕も気になった
森の中に・・持ち主は何者だったのか
Liz:ここの位置はポールマン牧場のあった場所近くよね
Max:だけど軍関係の住宅には見えないよ
Michael:2人ともなにを心配しているんだ
ここが異星人研究者の隠れ家に見えるか?
アサ-トンのドームとは違うよ
きっと人嫌いの変わり者が住んでいたのさ
もしかすると植物学者とかリズのお祖母さんみたいな民俗学の
研究家だったのかもしれない
居留地からもそれほど遠くない
Max:民俗学ねぇ
Michael:そうだよ
これで準備はできた、帰ろう
Liz:そうね、気にしすぎかもしれないわ
Max:あ、マイケル・・
リズ先に車に乗っていてくれるかい?
外に出ようとしたマイケルをマックスが引きとめた
Michael:まだなにかあるのか?
Max:いや、これはプライベートなことだけど
その・・2人でここで過ごすってことは・・
Michael:どうかな
まだ殺されたくないし・・
Max:えっ?
Michael:内緒でアリゾナに言ったとき、あいつのおふくろさんに脅された
強引にsexなんてしたら地の果てまで追いかけて殺してやるって
Max:マリアのママらしいな
でも、あれから1年お前もマリアも変わっただろう
マリアのママのお前を見る眼も変わっている
Michael:いつか別れる日がきても、それがなんだって言う
そんなことを心配してなにもしないなんて馬鹿げている
今を大切にしたらいいってさ
マックスが怪訝そうな顔をした
Michael:あいつのおふくろさんのアドバイス


Max:そうか・・自分たちで判断しろってことかな
Michael:わかんないけど
そういうことかな
言っとくけど、目的はそれじゃないからな
Max:わかったよ
Michael:お前信用してないな・・
Max:してるさ
2人は並んでロッジを出ていった
Michael:1日で終わって助かったよ
なにしろ人一倍疑い深い奴が待っているから
じゃあ先に行くよ
マックスとリズはマイケルのバイクを見送った

Liz:何を話していたの?
Max:僕たちもここに来たいなと
思ったから・・マイケルと相談しただけだよ
マックスは森の方に目をやった
誰かが見ているような気配がした
Liz:どうしたの?
Max:誰かに見られていたような気がして、動物かな?
Liz:大丈夫かしら?なぜだか、不安な気持ちがするわ
Max:この場所は僕たちにとって特殊な意味のあるところなのかな・・
森の闇の中で何かが彼らを見つめていた
Maria:ねぇ、まだなのぉ
Michael:お疲れさん、到着だ
Maria:ここ?何もないわよ
Michael:そこで待っていて
パワーが戻ってくれているといいけど
マイケルは指を屈伸させると手をかざした
パワーを浴びた木々の一部が解放され、そこにログハウスが現れた
Maria:嘘みたい どうしたのこれ・・
Michael:僕の計画はこれからだよ、中に入って
マイケルはドアを開けマリアを招き入れた

Maria:うわぁ・・・夢じゃないわよね
どうやって・・聞かないほうがいいわね
Michael:ボロボロだったけど元はここにあったんだ
そりゃ直すのにパワーは使ったよ だけど全部じゃない
その椅子は僕が作ったんだ、もちろんパワーなしの手作りでね
前に言われたよな、手のひらだけで何もかも片付くと思うなって


Michael:気に入った?
Maria:あたしのために考えてくれたの
Michael:僕のためでもあるのさ
Michael:座って
この森のことおぼえているかい

Maria:えぇ最初にナセドからのサインがあったわ
わからなかったあんた達の星の謎の鍵が現れたのよね
それにローリーが誘拐されて埋められていた場所・・
どっちの時もその場にあたしはいなかったけれど
Michael:それよりもずっと前、保育器が出た僕は、この森を抜け逃げだした

僕の心にあったのは恐怖感だけだった
それ以降の未来を予想していたのかな
マックスとイザベル、僕たちは記憶を共有できた
でも再会したとき彼らと余りに違った環境にいた僕は
唯一の仲間にも自分の心を見せることが出来なくなっていた
その頃は1人でも、こんな町から早く出て行こうと思っていた
だって僕は・・人間じゃないんだから
どうしてなんだろう
一晩いっしょに過ごした最初のあの日からマイケルの寂しい心がわかった
だから、どんなに冷たくされても、ただ側にいたかった
・・同じ心を感じていたから
Maria:マイケル・・
Michael:僕は怖かった・・隠している心の奥を君には見られたくなかった
いっしょにいられる暖かい時間を失いたくなかった
マイケルの心がひと筋の涙に姿を変えた
マリアがその涙に触れた途端、彼の幼いころの記憶が脳裏に伝わった
今までに感じたことのない悲しみが染み込んできた

Maria:もう、何も言わないで
あたしたちは最初からわかっていたはずよ
Michael:運命の相手に出逢ったこと
Maria:だから隠さないで・・
怖がらないで明日のことを
森から見慣れぬ蒼い蝶が飛び立った・・・
Crashdown Cafe
1度目のドアベルはマックスの笑顔といっしょにカフェの中に響いた

Liz:マックス、マリアと連絡が取れないの
Max:そんなに慌ててどうしたの?2人が出かけたのは昨夜だよ
それもマイケルの計画の一つかもしれないよ

Liz:ううん、違うわ
私はマイケルの計画を知らないことに、なっていたでしょ
だからマリアと約束したの
どこへ連れて行ってくれたか、着いたら連絡をちょうだいって・・・
でもマリアから連絡がなかったわ
携帯は今も通じないし・・まだ連絡もないのよ
Max:あそこは森の中だから電波状態が悪いのかもしれないよ
Liz:それもないの
このあいだ、あの場所にいったときに確かめておいたもの
なんだか、いやな予感がするわ

Max:わかった
あと1時間待って連絡が取れないようなら
僕たちもあの場所へ行ってみよう
それならいい?
Liz:ええ・・
Max:大丈夫だよ、マリアは1人じゃないよ
彼女のことはマイケルがどんなことしてでも守るはずだ
それに、きっと邪魔しないでくれと文句が返ってくるよ
マックスはリズの手を握りリズの不安も包みこんだ
2人の会話を2度目のドアベルが止めた
そこに現れたのは落ち着かない表情の保安官の姿だった

Valenti:マイケルは休みなのか・・
どこへ行ったのか君たちは知っているんだろうな
保安官の歯切れの悪い言い方が気になった
Max:マイケルに何かあったんですか?
Valenti:いや・・実は昨夜フレージャーの森の近くで銃声を聞いたという通報があった
Liz:どうしよう!マックス、やっぱり2人に何かあったんだわ
Max:リズ落ち着いて
保安官、くわしく話してくれませんか
マイケルとマリアの2人は昨夜フレージャーの森にあるロッジへ出かけたんです
Valenti:2人はマイケルのバイクでいったのか
Max:そうです

Valenti:やはり、そうか
今、現場へ行ってきたんだが
ジグザクに進むバイクのタイヤの跡と数発の
薬莢が残されていた
Liz:2人は無事なの!
Valenti:遺留品はなにもなかった・・犠牲者の姿もなかった
ただ・・タイヤの溝に血痕が少し混じっていた
リズの足が震えていた
Max:2人とは昨夜から連絡が取れないんです
Valenti:彼らだという確証もないが
Max:ここで気にかけているよりも、2人が向かったところへ行って確認してきます
Valenti:わかった、私もいっしょに行こう
Liz:私も行くわ
Valenti:リズ、心配する気持ちはわかるが、ここは私とマックスに任せてくれないか
Max:僕からも頼むよ
何かの理由で連絡できないとすれば、これからマリアから連絡があるかもしれないだろう
Liz:でも・・・
Valenti:そうしてくれないかリズ
取り越し苦労かもしれないが、余り事を荒立てずにいたほうがよい気がする
Max:何か他にも問題があるのですか?

Valenti:この事件とは関係ないと思うのだが・・
今朝、保安官事務所に植物学者と名乗るトレバーという男が来た
フレージャーの森での調査滞在の申請を出してきたんだ
森の生態系調査が目的ということだったが、問題なのはその場所だ
そこは、去年ローリーの事件があったところなんだ
Max:偶然とは思いにくいですね
あの事件から1年過ぎて、もうすっかり終わったことだと思っていました
でも最近マイケルがローリー以外の僕たちの遺伝子の提供者のことを気にしていたんです
彼らの存在をあえて知る必要はないと考えていました
Liz:もしガンダリウムが復活したとすれば・・・
Max:安定した条件下ではガンダリウムは無害だとブロディを通じてラレックが言っていた
1年前、地球上に現れたのが、その一部だけだった可能性があるということかい?
マックスはリズの答えを待った

Liz:ありえることだわ
地下水脈はフレージャーの森に網の目のように伸びていたのよ
彼らが狙う人間が、あと3人いるとすれば同じことが起こるわ
それにローリーもまた狙われる可能性だってあるのよ
Max:なんとか調べる方法はないでしょうか
Valenti:しかし、そうなると州警察の捜査資料からでは無理だ
よし、一度署に戻ってダフ捜査官に連絡を取ってみよう
彼女なら事情もわかっているから協力してくれるはずだ
緊迫した空気を3度目のドアベルが破った
Isabel:それじゃ1週間くらい滞在される予定なのね
Trevor:最初の調査はそれくらいになると思うよ
半世紀前の放射能の影響だけじゃなく、ここはUFOの墜落した場所としても
有名なんだよね?
Isabel:あら、その話あなたは信じているの
Trevor:信じていたとしたらおかしいかい?
イザベルが見知らぬ男と楽しそうに会話を続けていた

Valenti:あれがトレバーだ
イザベルにも注意しておいた方がいいだろう
私が連絡するまでここにいてくれ
マックスとリズは落ち着かない気持ちのまま保安官の背中を見送った
Valenti:ここの料理は、なかなかいけますよ
Isabel:あら、保安官とは、もうお知りあいだったのね
Trevor:今朝、調査滞在の許可申請に行ったからね
Valenti:イザベル、マックスとリズが用事があるようだぞ
視線の先にカウンターに座るマックスとリズが見えた
イザベルは少しうんざりした表情のまま彼らのところへ向かった
Valenti:トレバーさん、判事と連絡が取れなくて悪いが認可は明朝になる可能性が大きい
ご足労かけるが保安官事務所にもう一度おいでいただけるかな
Trevor:わかりました、伺います
Isabel:なに?観光客を案内するのも許可がいるの?
Liz:違うの、裏にまわって・・
Max:マイケルとマリアが狙われた・・
Isabel:なんですって!
トレバーの視線は、ずっと3人に注がれていた
Isabel:どういうことなの、狙われたって
Max:フレージャーの森の近くで銃声を聞いたという通報があって
現状にバイクのタイヤ跡と血痕が残っていたそうだ
僕たちも今保安官に聞いたばかりで、まだ事情がはっきりしていないんだ
ただマイケルたちは昨日そこに向かっていた
Isabel:なんてこと・・ここで話している場合じゃないでしょう
はやく二人を探しに行かなくちゃ
Liz:イザベル、問題がまだあるの
Max:今、お前がいっしょに来た男からフレージャーの森に滞在する話を聞いただろう
Isabel:あの人と事件は関係ないでしょ!
Liz:落ち着いてイザベル
去年、森で起きたことをおぼえているでしょ
問題は彼が現れた時期がなのよ

Isabel:・・まさか、あのガンダリウムが再び活動を始めたというの?
Max:ガンダリウムが生き延びていたとは思いたくはない
だが、今はその可能性を否定することもできないんだ
僕たちに遺伝子を提供した別の人間が危険に
さらされているのかもしれないんだ
保安官が今ダフ捜査官に連絡を取ってくれている
ともかく僕と保安官でマイケルたちを探してくるから2人はここで待っていてくれ
Isabel:いやよ!いっしょに行くわ!

Max:イザベル聞いてくれ
僕たちのために犠牲になる人を増やしてはいけないんだ
Liz:あの人と話して何か変わった素振りはなかった?
1年前、ソレンソンさんが、この町に現れたときのように
Isabel:それじゃ彼もグラントのように操られていると言うの?
Max:ガンダリウムに学習能力があれば同じ過ちを繰り返さないだろう
それに彼自身が僕たちの遺伝子の提供者である可能性もあるだろ
あの時グラントを救えなかったことで、お前がどれだけ傷ついたか知っているよ
だとしたら、今度は間に合うかもしれない・・
Isabel:・・・わかったわ マイケルたちをお願い
私は彼ともう少し話みるわ
へんに思うでしょうけれど、どこかで逢ったことがあるような気がするの
Liz:ローリーのときみたいな感じなの?

Isabel:いいえ、彼女のときは私たちと同じ遺伝子を感じたわ
それとは違うのよ
Max:テスのときのように?
彼に僕たちと共通したものを感じるのかい?
Isabel:わからないわ・・私が間違っているのかもしれないもの
Max:テスがウィッテカーに捕まったときも、ローリーが誘拐されたときもお前は正しかったよ
イザベルお前だけが持っている能力を僕は信じるよ
でも、危険なマネはするなよ
Isabel:えぇ、大丈夫 テスに連絡して彼女の力も借りてみるわ

Liz:アレックスとカイルにも連絡するわ
マックス、マイケルとマリアを連れて帰ってきてね
4度目のドアベルは鳴らなかった
保安官が裏口からマックスを呼び2人はフレージャーの森へ向かった
マリアはグリーンのキルトが掛かったベッドに座っていた
マイケルは彼女の膝を枕に寝そべっていた
Maria:あたし、あんたの計画がなんとなくわかってのかもしれないわ
マイケルの髪を指で梳かしながらマリアが呟いた
Michael:うまく隠していたつもりだったんだけどな
Maria:ええ、気が付かなかったわ
あんたの怪しい行動なら見逃さない自信あったのになぁ
あんたほどじゃないけれど、あたしが子供の頃も
いい思い出なんてホントはなかったわ
パパとママはいつも喧嘩していたし・・
リズやアレックスという親友がいたって寂しい気持ちは消えなかった
あんたも知ってるでしょ・・忘れられるのは
あの犬といっしょにいたときだけ
Michael:可愛かったよ、大きなダルメシアンの隣にすわっているところ
Maria:だから、ルーツを探す理由をちゃんと話してくれたとき
嬉しかったの

どこの誰かわかんなくても同じ心の奴がいるって、なんかホっとした
いっしょにいると全く信じられないことばかりだけれど楽しかったもん
マイケル、過去は変えられないけれど未来は変えられるわ
これから素敵な想い出をたくさん作ればいいのよ
用心さえしていれば怖いものなんかない、でしょ?
Micahel:だから、あいつも連れてきたのか?
Maria:あいつ?
Michael:ママの作ったエイリアン
Maria:なんでかな・・でも助けてくれたわよ

Michael:こんなのもうイヤだと思ったことないのか?
Maria:こんなのって、あんたたち抱えてるごちゃごちゃのこと
Michael:僕が望まなくても遠慮なしにやってくる
Maria:いやだと思うならいっしょに来ないわよ
Michael:勘は鋭いし危険なことだって、いつのまにか楽しんでいるみたいだ
お前には僕より、とんでもないパワーがあるのかもしれないな
・・そんなお前が好きだよ
Maria:ふふ・・そりゃ、ありがとう
でも、昨日銃撃してきたのは誰なの?FBI?それとも別の敵?
Michael:わからない、敵だとすれば、また襲ってくるかもしれない・・
Maria:たいへん、リズに電話してみるわ
マリアはバックパックから携帯電話を取り出した
Maria:マイケルおかしいわ
出かける前に充電してきたのにバッテリーが残っていないの
Michael:僕のパワーの影響かな
Maria:今まで、そんなことなかったでしょ
何かおかしいわ
マリアは室内をゆっくり見回した
Maria:マイケル、どうやってここを見つけたの?

Michael:レースの帰りに立ち寄って偶然見つけたんだ
Maria:よく考えて、どうしてこんな場所に来たの?
Micahel:フレージャーの森の近くを通りかかって
ローリーのこと思い出して、彼女が埋められていた場所・・・
ガンダリウムか!
Maria:やだ!あの気味悪い奴がまだ生き残っていたの!
アリゾナで女王をやっつけたじゃない
Michael:あの時に活動していなかった別の個体がいたとしたら・・
ローリーがまた狙われるかもしれない!
Maria:でも襲われたのはあたしたちよ
Michael:ここに来させないためかもしれない
他の遺伝子提供者を狙うために活動し始めたとしてもおかしくない
Maria:ここは軍が接収したエリア内なのよね
Michael:ポールマン牧場跡から500mくらいだから、たぶん
マリアは室内を見渡した
アーリーアメリカンのインテリア、使い込まれた木のテーブル
マリアは部屋の中の違和感に気がついた

Maria:やっぱり・・
だったら、これの説明がつかないわ
Michael:1989年7月・・
僕たちが保育器から出た時期だ
マリアが手にしたスタンドの製造年月日は墜落事件より遥かに新しいものだった
Michael:ここは崩壊寸前の状態だったのに
Maria:誰かが偽装したのね
Michael:そいつは敵か?それとも仲間なのか・・・
=to be continued=